高齢者の方にメイクをした時、もう少し色を濃くして欲しいというお声を頂くことがあります。
それは、加齢による色の見え方が変わり、同じ色を見ても年配の方と若い方とでは色の感じ方が違ってくるのですね…
たんぱく質で構成されている水晶体が、白濁色となり黄みの濁りが強くなると、黄色のフィルターを通して見るような視界に変わります。
特に、青や紫などの寒色系の色は分かりにくく判別出来なくなり、どれも同じような色に見えてしまいます。
また、鮮やかな色もくすんで見えて感度が鈍くなってきます。
時に普段メイクをされない方には色を濃く付けない方が好まれますが、おひとりおひとりの心の声を大事に美容を提供することの大切さを感じます。
これから先、高齢化が進み高齢者の方に美容を提供することは、その方の生きがいになり認知症の予防にもなると思います。
時の経過とともに素敵な年の重ね方をしたいなぁ〜と強く感じる今日この頃でした…💓
彩色健美インターナショナル
カオリデコール